2009年10月15日

腹が立つ

「PEGから栄養いってるし必要ないでしょ」


これ、Ns.の言葉。


右半球の広範囲に渡る脳梗塞の女性の嚥下リハをしているが、
高次脳機能障害の影響が大きく食物の送り込みが全くできなかった。
このため、主たる栄養はPEGから。
ゼリーを口に保持していることを忘れ、周囲に注意が逸れる。
もちろん、カーテンを閉める等をして極力刺激は減らしている。

最初はゼリー3口嚥下するにも時間がかかっていた。
しかし、最近は昼食(ソフト食)のみだが、8割を摂取できるようになった。
時間は30分程度。


Ns.に3食に拡大出来そう。
15分と時間を区切って摂取できないか?と持ちかけた所、上記発言。


口腔残渣もソフト食なら見られなくなってきたし、咽頭期も悪くない。
時間が多少かかるけど、でも、平均寿命で考えると余命あと10年以上ある方だぞ。
STリハが無い所へ行ったら食べられません、じゃ困るんだって。
食べられそうな人で、本人が望んでいるんだから、
安全に食べられるレベルで食べて行くべきと考える。


何のためにPEGはついているか?
栄養を取るため。

じゃあ、PEGを作ったら栄養は全てPEGから行くべきか?
んなわけない。経口の可能性を探る。
安全に食べられて本人が望むなら…、QOLが向上するなら経口摂取すべき。


条件付きだが、全ては患者さんのQOLに依るべきと思うんだけど…。


意識改革していかないと。
posted by rai at 22:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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